●コミュニティーFM局への移行と、微弱電波停止のお知らせ

特定非営利活動法人エフエム・ギグ(fm GIG)は、現在「京都市北部に市民ラジオを!実行委員会」と連携をとり、京都市上京区初のコミュニティーFMとして放送免許を申請中です。
これに伴い、すべての微弱電波の放送を停止し、放送免許取得までインターネットのみで番組を放送します。皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

○コミュニティー放送免許取得までの流れ
通常は、放送免許の申請と放送会社の設立は同時進行しますが、fm GIGはすでにNPO法人として番組制作活動をしていますので、放送免許申請のみの流れになります。

1.近畿総合通信局に開設の相談
2.周波数調査
3.事業計画書および番組計画書作成
4.免許申請書提出
5.機器発注
6.審査
7.予備免許
8.工事落成
9.落成検査
10.免許

2007年2月現在、3の事業計画書および番組計画書作成が終わり、近畿総合通信局からの周波数決定を待っている状況です。

実際の番組運用には地域の皆様との連携が不可欠になります。
コミュニティFM放送局の理念は、地域文化の向上をめざし、きめ細かな地域社会の情報、行政・生活情報の発信、住民参加の相互な放送局として機能することです。災害の前触れと災害時、緊急時の住民の安全確保に向けての情報基地として、また地域の情報メディアとして市民の皆様に愛され役立つ放送局を目指します。
2006年4月には地元出町商店街有志による「コミュニティーFMを活用した商店街の活性化」を目的とした任意団体「市内北部に市民ラジオを!実行委員会」が立ち上がりました。
現在、同会と連携しながら、さまざまな公開放送やイベント企画・参加を通じて、理想のコミュニティーFM放送局作りの一歩を進めています。
今後は「市内北部に市民ラジオを!実行委員会」が地域住民との窓口となり、コミュニティー免許取得にむけて、fm GIGの新体制作りを支えていただきます。
皆様には、これまで以上のご支援とご協力をお願いいたします。

○微弱電波停止の経緯
fm GIGは、2002年よりミニFM局としてスタートし、2004年のスタジオ移転を機に、市販の送信機とアンテナを購入して放送枠を拡大し、生放送をスタートさせました。
同年10月、現在の堀川三条のスタジオに移転した時、アンテナの設置高さがビルの6階相当になったため、可聴エリアが一気に広がり、2005年8月、近畿総合通信局監視課より出力違反の指摘を受け同所からの放送を停止しました。
その際、調査に来られた監視課の方にコミュニティー免許取得のアドバイスを受け、免許申請の準備を開始。
一方で、2004年より様々なイベントを通じて出町商店街振興組合との連携を深めていたことから、送信所を上京区に設置する計画が立ち上がり「地域からより一層の協力を得るために実際にラジオで受信してもらえるようにならないか?」という要望に応え、出町地区有志の方々が中心となり、出町商店街の喫茶「ヤオモン」からの微弱電波放送が不定期で実験的に始まりました。
2006年12月、近畿総合通信局監視課より、上記「ヤオモン」から発信されている電波も出力違反であるとの指摘を受け、同所からの放送も停止。
微弱電波放送のあり方について、同局監視課から詳しくお話をお聞きした結果、以下の理由で微弱電波の放送を継続することが困難であると判断しました。
 1.放送電波の出力は、送信機だけでなくアンテナやケーブルなど複合的な要素で決定される
 2.微弱電波は電波法の規格外なため、総務省が認可する送信機は存在しない
 3.放送電波の測定には専門の機器と厳密な条件が必要であり、民間での測定は困難。

このことを受け、「市内北部に市民ラジオを!実行委員会」と「fm GIG」で協議をした結果、以下の点で合意しました。
 1.コミュニティーFMの放送免許取得まではあらゆる地上波の放送を停止する
 2.fm GIG正会員だけでなく今後関わる地域の方も交えて、電波法への理解を深める場を設ける
 3.放送免許申請にむけて、地域の方などが広く参加できる新しい組織体系を作る

なお、地上波は停止しますが、NPO法人として登記している関係上、名称は「エフエム・ギグ」のままであることをご理解ください。また、この度の違法出力で市民の皆様にご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫びいたします。

今後のコミュニティーFM放送免許取得までの流れを、随時リスナーの皆様に報告させていただく共に、広く市民の皆様からのご支援とご協力をお願い申し上げます。

fm GIG 代表 冴沢鐘己